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男(山賊)=柳川光良 1990年公演パンフより |
「舞台の衣裳はこれまでの長い間、登場人物の性格の「表現」として考えられてきた。人物の性格、その内面や劇構成や展開を「表現」する衣裳――だがぼくらは今では、衣裳は舞台で”着る”ものだと考えるようになった。演技が「表現」であるより俳優の「行為」であるように、俳優の着るという「行為」の対象としての衣裳。ぼくらの友人、北村道子は記号化されることのない行為の対象として衣裳をぼくらに提示する。あるいは強制的記号としての衣裳をぼくらにつきつけて、俳優の行為を挑発する。これはもはや衣裳ではすまされない一つのただならぬ事件に違いないのだ。」
(1984公演パンフレット「稽古場の手帳 広渡常敏 腐食する風景」より)
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『櫻の森の満開の下』広島公演(東京演劇アンサンブル)
日時 2014年4月12日(土)19時開演
13日(日)14時開演
会場 広島県民文化センター (中区大手町一丁目)